更年期障害について
更年期障害について
「更年期」とは、閉経を挟んだ前後10年くらいの事を指しており、具体的には45歳から55歳くらいまでとされています。
ポイントは「閉経を挟んで」症状が発生するという点であり、正に、更年期障害の原因は、閉経にあると考えています。
生理とは、定期的に体内の毒素を排出する為にあるシステムです。
更年期に入る前までは、自分の意思とは関係なく生理によって子宮に一度溜めた毒素を排出できていました。
しかし、閉経が近くなってくると、それも減少していきます。
今まで排出できていた毒素が行き場を失い内臓に蓄積してしまうのです。これが更年期障害の原因です。
蓄積された毒素を排出する為に、身体はさまざまな症状を発生させます。
しかし、人によって、毒素の出し方には個人差がありますから、更年期の症状も一定では無いのです。
更に、個人差という点を掘り下げていくと、症状が殆ど出ない方が事実存在する事を思い出して下さい。
その方々が比較的毒素が少なかったという事は言うまでもありません。
更年期障害がもしも全ての女性に必ず発症する病気であれば話は別ですが、原因は毒素の蓄積にありますので排毒機能が回復して、スムーズな毒だしができるようになれば、症状は必ず改善するのです。
アドバイス
まずは更年期が毒出しであることをしっかり理解し、必要で意味のある症状だと考えましょう。
自律神経失調症などと症状が似ていることもあり、周囲の意見に振り回されることもあるでしょう。
しかしどちらにせよ、その全ての症状が内臓に蓄積した毒素の現れですから、そのような反応を受け入れる精神的な余裕を持つ必要があります。
それには、冷えとりによって心身ともに毒素を軽減し、自ら余裕を作る努力をするのが一番効果的です。